「イオンに車だけ置いて、友達の車で遊びに出かけた」
軽い気持ちでやってしまったものの、「これって大丈夫だったかな？」と気になって調べている方も多いのではないでしょうか。
「もしかして無断駐車になる？」「帰ったら車がなくなってたらどうしよう…」
「罰金やレッカー移動って本当にあるの？」
実は、こうしたケースは意外と多く、状況次第では厳しい対応を受けることもあるので注意が必要です。
知らなかったでは済まされない「無断駐車のリスク」について、この記事でわかりやすく解説していきます。
無断駐車の関連記事：アパートの駐車スペースに無断で車を停めてしまい「通報された……！」
イオンに無断駐車するとどうなる？結論から言うと…
まず結論からお伝えすると、イオンでの無断駐車が即座に罰金やレッカーに直結するケースは少ないですが、絶対に安全という保証はありません。
- 張り紙や警告：比較的よくある
- 罰金請求や通報：ケース次第だが可能性あり
- レッカー移動：現実的には極めてまれ
しかし、悪質と判断された場合には、店舗側が厳しい対応を取ることもありえます。
よくある無断駐車のパターンと“バレる”理由
「1台だけ置いて、もう1台で遊びに行く」はよくある
友人との待ち合わせや、複数人でのドライブ時に「イオンの駐車場に車を置いて、1台で遊びに出る」というパターン。
買い物をしていないのに長時間停めるのは、本来の目的外利用であり、イオン側から見れば明らかな無断駐車行為です。
監視カメラ・ナンバー記録の実態
現在の大型商業施設では、防犯・混雑管理のためにナンバー読み取りシステムを導入している店舗も多く、車両の出入り時間が記録されています。
とくに不審な行動が見られた場合や、長時間駐車が繰り返されているナンバーは警備員が重点的にチェックする対象になることもあります。
店舗ではなく、警備会社や外部委託が判断することも
イオンモールの駐車場管理は、外部の警備会社や管理会社が対応しているケースが多く、一律のルールではなく現場の判断に委ねられる部分が大きいのです。
罰金や請求書は本当に届く？イオンの対応例
「罰金」という名目ではなく、損害賠償請求がありうる
民間施設では「罰金」としての法的根拠はありません。
ただし、営業妨害や迷惑行為と判断された場合には、損害賠償という形で費用を請求される可能性があります。
SNSや体験談では「貼り紙＋注意」が最多
実際にSNSやネット掲示板では、「張り紙がされていた」「帰りに警備員に注意された」という投稿が多数です。
中には「事務所に呼び出され、厳重注意を受けた」という例もあります。
とはいえ“繰り返し”や“長時間放置”は危険信号
今回が初めてで、短時間の駐車であれば注意だけで済むことが多いですが、数時間以上にわたって買い物もせずに停めるなど、悪質と見なされる行為や複数回の無断利用がある場合は、警備や店舗側の対応が厳しくなることもあります。
レッカー移動されることってある？その可能性と現実
民間施設でのレッカー移動は“法的には難しい”
実は、私有地でのレッカー移動は「自力救済」として、法律上は原則として認められていません。
つまり、たとえ無断駐車であっても、店舗側が勝手にレッカー業者を呼んで車を移動させることは、違法とされる可能性が高いのです。
スーパーやショッピングモールで実際にレッカーされた事例は？
2025年6月時点では、イオンや一般的なスーパーで実際にレッカー移動されたという明確な事例は確認できていません。
SNSなどで出回る噂や「車が消えた」という声も、多くは誤解や他の要因によるものと見られます。
“レッカー移動されるかも…”という不安を与えることはある
実際にはレッカー移動されなくても、貼り紙や注意文の中で「レッカー等の措置を取る場合がある」と記載されていることはあります。
これは違法駐車の抑止効果を狙った表現であり、必ずしも実行されるわけではありません。
実際に「通報された」「出禁になった」声も
SNSや口コミサイトでは、
- 「車に張り紙＋警備員から厳重注意を受けた」
- 「店舗に呼び出されて、警察に通報された」
- 「無断駐車を何度も繰り返し、今後の利用を断られた」
など、単なる“貼り紙”で済まないケースも報告されています。
中には「帰ってきたら車がなかった」「レッカー代を請求された」という噂もありますが、真偽が不確かなケースが多く、確認された事例はほとんどありません。
今すぐやるべき対応は？帰ってからのチェックリスト
① 車があるか、まず現地に戻って確認
心配なら早めに戻り、車があるかどうかを確認しましょう。
不安でいるより行動するほうが安心につながります。
② 張り紙があったら、無視しない
張り紙があった場合は、誠実に対応するのがベスト。
内容を読み、必要があれば店舗や管理事務所に一言連絡を入れておくと、今後の対応も柔らかくなります。
③ 警備員に呼び止められたら素直に謝る
強く反発するよりも、
「申し訳ありません、今後は気をつけます」と伝えるだけで、トラブルの多くは回避できます。
④ 次回からは絶対にやらないこと
「一度くらい大丈夫だった」と思っても、次はバレるかもしれません。
信頼を失えば、今後の利用にも影響しかねません。
まとめ：イオンの無断駐車は“軽く考えない”ことが大切
イオンの駐車場は、あくまで買い物客のために無料で開放されているスペースです。
そこに目的外で駐車すれば、「無断駐車」と見なされて当然です。
今回は偶然セーフでも、
- 張り紙
- 警告
- 損害請求
- 出禁
などのリスクは確実に存在します。
そして「レッカーされるかも…」という不安も、実際には“ほぼないけれど、ゼロとも言い切れない”絶妙なグレーゾーンです。
「ちょっとだけ」「バレないだろう」では済まない時代です。
自分と周囲の人の安心のためにも、モラルある利用を心がけましょう。
無断駐車の関連記事：アパートの駐車スペースに無断で車を停めてしまい「通報された……！」
