PR

車のオイル交換を自分でやるのは超簡単!!初心者でもわかるやさしい解説②【準備~実践編】

車のオイル交換を自分でやるのは超簡単!!初心者でもわかるやさしい解説②【準備~実践編】

こちらのテーマは2回に分けて解説しています。

前回は【概要編】としてオイル交換を自分でする場合のメリットやデメリット、作業にかかる時間や難易度などの解説をしました。

まだ見ていない方は、まずはそちらからご覧になることをおすすめします。

前回の【概要編】はこちら

車のオイル交換を自分でやるのは超簡単!!初心者でもわかるやさしい解説①【概要編】
車のオイル交換を自分でしてみたいけど、「どうすればいいか何もわからない…」「失敗したらどうしよう…」このように悩んではいないでしょうか?結論:この記事を最後まで読み進めると、自分でオイル交換ができるようになります。何事も初めのうちは失敗しが...

それでは実践編にいきたいところ、ですがその前にオイル交換に必要な道具や事前に準備しておくことなど、順を追って解説していきたいと思います。

それではご覧ください。

オイル交換に必要な道具を解説

まず、オイル交換をするにあたりオイル缶本体と必要な9つの道具を準備しておきます。

  1. エンジンオイル 4L~20L缶
  2. ポリ蛇口
  3. オイルジョッキ 5L
  4. 廃油処理箱 4.5L
  5. 電動式オイルチェンジャー 上抜き用
  6. パーツクリーナー
  7. バケツ
  8. じょうご
  9. プラスドライバー
  10. ウエス(ボロ布、ティッシュの代用でも可)

それではこちら10個の解説をしていきますね。

①エンジンオイル 4L~20L缶 0W20(粘度)

エンジンオイルはAmazonやホームセンターなどで買えますが、車に適合したエンジンオイルを選ぶようにしましょう。
※適合タイプは車の取扱説明書で調べるか、またはディーラーに問い合わせても教えてもらえます。

私の場合は、”車の車種名” ”エンジンオイル” ”適合粘度”と検索すると、”0W-20”
と出てきたのでこちらの粘土で間違いない事を確認し、20L缶のエンジンオイルを購入しました。
amazon:エンジンオイル20L缶

②ポリ蛇口

ポリ蛇口とはオイル缶のフタを外して注ぎ口の部分に取り付けます。※オイル缶のフタを外す方法は、マイナスドライバーをフタの元にあてて、テコの原理で簡単に外すことが出来ます。

オイル缶からオイルジョッキにそそぐ為に必要な蛇口となります。
amazon:ポリ蛇口

③オイルジョッキ 5Lサイズ

オイルジョッキとはエンジンオイルを抜き終わった後に新しいエンジンオイルを補充する時に必要なジョッキになります。
車種のオイル量に応じて一回り大きなジョッキサイズを選定してください。

例)プリウス:オイル交換量は3.9L
amazon:オイルジョッキ

④廃油処理箱 4.5L

廃油処理箱は古いエンジンオイルを廃油する為に必要なものです。廃油するオイル量よりも一回り大きい容量のものを選んでおきましょう。

注意書きには燃えるゴミとして捨てられると書いてありますが、自治体のルールに従って適切な処理をしてください。
amazon:廃油処理箱

⑤電動式オイルチェンジャー 上抜き用

電動式オイルチェンジャー(上抜き用)はエンジンオイルを電動で吸い上げてくれるチェンジャーになります。

ボンネットを開けてバッテリー本体につないで使用します。
amazon:オイルチェンジャー

⑥パーツクリーナー

パーツクリーナーとは油汚れの洗浄剤です。作業中のオイル汚れを綺麗に洗い流せるので、準備しておくと非常に助かるアイテムです。
amazon:パーツクリーナー

⑦バケツ

バケツは廃油処理の袋を受ける容器として使用します。
廃油量よりも大きいサイズのバケツを用意しておきましょう。
amazon:バケツ

⑧じょうご

エンジンオイルを補充する際にオイルジョッキから注ぐオイルがこぼれないように、じょうごをうけます。
amazon:じょうご

⑨プラスドライバー

電動チェンジャーのオイル排出ホースを取り付ける際のスナップをプラスドライバーで固定します。
そうすることによりホースの抜けを防止します。
amazon:プラスドライバー

⑩ウエス(ボロ布、ティッシュの代用でも可)

オイルで汚れた部分にパーツクリーナーを吹き付け、汚れと洗浄液をウエス等でふき取ります。
amazon:ウエス

以上がオイル交換に必要なオイル缶本体と9つの道具になります。

オイル交換をスムーズにするために前もって5つの準備をしておきましょう!

ここからはオイル交換をスムーズにするために前もってしておく5つの準備について解説します。

オイル交換を始めようとしても、準備が出来ていないと作業を進めることが出来ないばかりか、失敗の原因にもなりかねません。

一番初めはかってが分からないので、1つ1つ丁寧かつ確実に進めていく事が大切になります。

①オイルジョッキに規定量のオイルを入れておく

オイル缶のフタをマイナスドライバー等で開け、オイル缶の注ぎ口にポリ蛇口を装着し、規定量のオイルをオイルジョッキへ移しておきます。

例)プリウス:オイル交換量は3.9L

②バケツに廃油処理の袋を受けておく

バケツに廃油処理の袋をセットしておきます。

③オイルチェンジャーに排出ホースを取り付ける

取扱説明書に従って、本体左右の排出ホースを取り付けます。
作業中のホースの抜けがないよう、プラスドライバーを使ってスナップをしっかりと固定しておきます。

④排出ホースのIN側(オイルゲージに差し込む側)に印をつけておく

オイルゲージとオイルゲージに差し込むホースを並べ、赤い丸を囲んだあたりにテープを巻くなどして目印をつけておきます。
この目印はオイルゲージの穴からホースを入れオイルタンクの底付近を示す目印になります。
仮にこの目印をつけていない状態だと、今どれぐらいホースが入っているのか、まったく分からなくなってしまうんです。
コツはだいたいこの目印の上下を探り、タンクの底にあたったと思われる位置がオイルを抜く際に固定するポイントになります。

⑤オイルジョッキのホースは、まるまりやすいクセがついているので事前に出来るだけ伸ばしておく

ホースはまるまりやすいクセがついているので上で解説している④の画像のように出来るだけ伸ばしておくのが失敗しないポイントです。

もしも伸ばしていない状態でエンジンルーム内にホースを入れても底の位置をとることが出来なければ、オイルが底に残ってしまい抜ききることは出来ません。

とても大切な事なのでもう一度言いますが、出来るだけホースを伸ばしておいて、エンジンルームの底に当たった微かな感覚をたよりに、その位置で固定するとオイルが残らず抜ききれます。

ここまで出来たらいつでもオイル交換をする準備が整いました。

それではオイル交換の手順を見ていきましょう!

オイル交換の実際の手順を徹底解説!

赤丸の部分、排出ホース(OUT側)の先端少し手前をバケツの上部にテープで固定します。

オイルチェンジャーの電源クリップをバッテリーの赤と黒の色を間違えないように挟みます。

排出ホース(IN側)をオイルゲージの穴へ入れていきます。(予めオイルゲージは抜いておいてください。)
底に当たった場所でホースを固定しますが、底に当たってからもホールを入れ続けるとホースは曲がりながらどこの位置にあるのか分からなくなってくるので、注意が必要です。
ホースの先が底に当たったかわからないようでしたら、一度引き上げもう一度ゆっくりと丁寧にやってみてください。
ホースが必ずどこかで当たる感覚がありますので、何度か繰り返してみて底についたことを確認できたら、その位置でオイルチェンジャーの電源スイッチを入れてください。

エンジンオイルの排出が始めりましたら、抜ききるまで5分~10分ほど待ちましょう。

オイルチェンジャーからオイルの吸い上げが終わったら電源を切ります。

念のため、オイルゲージを確認してみました。
オイルゲージを見る限り綺麗に抜けているのが確認できます。オイルの排出に成功しました。

廃油処理の袋をしっかりと縛ります。

エンジンオイルを抜く時はオイルゲージの穴から抜きましたが、補充する時はフィラーキャップを外した部分で行いますので間違えないように気を付けてください。

フェラーキャップを外した穴にじょうごをセットするとこんな感じになります。
車種の規定量のオイルをオイルジョッキから補充していきます。

5分もあれば全て入れられると思います。こぼさないように気を付けましょう。

全て入れ終わりましたら、オイル量が適切かオイルゲージで確認します。

規定量バッチリ入っていることが確認できたのでオイル交換はこれで終了です。

最後に、オイルで汚れた道具などはパーツクリーナーをしっかり吹きながらウエスで拭き取って掃除してみてください。思った以上に綺麗に片付けられると思います。

お疲れさまでした。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今はAmazonなどのショッピングサイトでなんでも買える時代になりましたね。

便利な道具のおかげで技術もほとんど必要なく、簡単な作業で誰でもオイル交換が出来てしまいます。

私も自分で出来ることを知ってからは、お金を払ってまでやってもらうことは無くなりました。

自分でする方が時間もお金も節約できるので、オイル交換の日はプチ贅沢する事もあります。

あなたもオイル交換を自分でできるようになったら、ショップに行くはずだったお金を自分の為に使ってあげてください(笑)

タイトルとURLをコピーしました