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倉敷で渋滞がひどい時間帯の抜け道検証!【アリオ倉敷~昭和一丁目】

倉敷で渋滞がひどい時間帯の抜け道検証!【アリオ倉敷~昭和一丁目】

倉敷駅北(アリオ倉敷東側)から昭和町交差点付近は、朝夕の通勤時間帯に渋滞が発生するエリアです。

山陽本線の踏切は電車の本数が多く、特にラッシュ時には遮断が繰り返され、なかなか車列が進まない状況が続きます。

そこで多くのドライバーが気になるのが、「抜け道を使えばスムーズに抜けられるのではないか?」という疑問です。

一見近道に見える裏道でも、実際に走ってみなければ本当に早いのかどうかは分かりません。

今回の記事では、抜け道ルートと通常ルートをそれぞれ実走し、その所要時間を比較してみました。

果たして抜け道は本当に有効だったのでしょうか? それでは検証結果をご覧ください。

抜け道のルートと到達にかかった時間

上の地図でルート全体を確認したら、まずは抜け道ルートから順に解説していきます。

コーナンを過ぎたら、次の信号交差点で左折します。

目印として、アリオ倉敷の立体駐車場が見える交差点です。

左折したら、約350m直進します。
すると、最初の信号(日の出町)の交差点が見えてくるので、ここを左折します。
※この道は【7:30〜8:30】【14:30〜16:30】の時間帯は通学路のため、通行をご遠慮くださいという案内看板があります。地域のルールには必ず従いましょう。

「日の出町」交差点を左折して約70m進むと、最初のT字路が出てきます。
ここを右折します。

そこから約210m進むと、最初の「止まれ」のある交差点があります。それを目印に右折します。

右折すると3方向に道があり、ここは進路を間違えやすいポイントです。
中央の一方通行(地下道につながる道)へ進みます。
※この地下道は狭いので、幅の広い大型車や狭い道が苦手な人は避けた方がよいでしょう。

地下道の中央あたりに差しかかったところで、渋滞が始まりました。

地下道を抜けたら、やや右方向の道に入り、そのまま直進します。

そこから約90m進むと昭和一丁目の交差点があり、こちらが今回の到達地点となります。

実際に走行したのは10月上旬の木曜日、晴れた日の朝8時12分頃で、裏道を利用した場合の到達時間は【9分20秒】でした。

スタートから700mまでは渋滞もなく、【2分45秒】で通過。

しかし地下道に入ったところで渋滞にはまり、残り170mを進むのに【6分35秒】かかりました。

通常ルートを走行した時の時間は?

次に、通常ルートを走行した際の様子を解説します。

こちらも同日の10月上旬の木曜日、朝7時54分頃、アリオ倉敷東側の信号をスタート。

約190m進んだ地点で山陽本線の踏切が見え始め、このあたりから混雑が始まりました。
ここまでの所要時間は【30秒】です。

写真の踏切を渡ったところから混雑エリアを抜けました。
それまでの渋滞途中に電車の通過もあり、脱出までに【140m/6分】かかりました。

渋滞を抜けたものの、昭和町の交差点で信号待ちとなりました。
赤信号から青に変わるまでに【2分】かかっています。

昭和一丁目の交差点で目標地点に到達しました。

渋滞を抜けてからの区間は【400m/3分30秒】。

全体では【730m/10分】での到着という結果になりました。

通常ルートと抜け道の差は?

ここからは、アリオ倉敷東側を起点に昭和一丁目交差点までの所要時間を、通常ルートと抜け道ルートで比較してみます。

  • 通常ルート:距離730m/到達時間10分
  • 抜け道ルート:距離870m/到達時間9分20秒

結果として、両ルートの差はわずか40秒程度と、ほとんど変わらないことが分かりました。

通常ルートは通勤ラッシュで倉敷中心部に近づくことや、山陽本線の踏切待ちが渋滞の要因と考えられますが、実測では想定ほど深刻な混雑ではありませんでした。

一方、抜け道ルートは踏切の影響を避けられる利点がありますが、実際には利用者も多く、地下道付近での渋滞距離はむしろこちらの方が長くなりました。

さらに、昭和一丁目交差点では青信号で進める台数が限られることも、時間短縮につながらなかった要因といえます。

まとめ:抜け道でも時間短縮にならないケースもある

今回の検証では、抜け道を利用しても通常ルートと比べて劇的な時間短縮は見られませんでした。

踏切や信号がボトルネックになる場面はあるものの、抜け道もまた利用者が多く、渋滞ポイントを完全に避けることは難しいのが現実です。

特に朝の通勤時間帯では、わずかな距離でも予想外の停滞が発生するため、単純な距離や回避ルートだけでは判断できません。

むしろ「どちらを選んでもある程度の渋滞は避けられない」という前提で、心に余裕を持って出発する方がストレスは少なくなるでしょう。

今後もこうした実走比較を通じて、数字や体感に基づいた“地元ドライバー目線”の情報を発信していきます。

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